美味しいものにまつわる短編集でした。

奥さんが図書館から借りているのを又借りして読みました。その時間約2時間。

美味しそうだなぁとは思ったけど、あんまり自分の身に寄り添ってくる感じが無かったかな。
食にまつわるエピソードが、自分とは大分距離がありそうなお話だったからかも知れない。 

むかし、長崎の佐世保に住んでいました。もう30年以上も前のことですが、時々思い出したりします。

それも理由の一つなのかもと思いますが、今、国内旅行で行きたいところの一つが、五島列島です。

そんな五島列島が出てくる物語がこの本。
いつ読み終わったか、思い出せないので、今日書いておきます。

川上弘美さんの小説は、登場人物がいちいち魅力的で、いつも、読み終わるのがもったいないと思います。
本を読むことを通して、年齢、性別、国籍、職業を超えて、その人の気持ちになれるのは素敵なことだなと改めて実感しました。 

人類が外宇宙に旅立とうとしたときに直面した脅威と、それに対峙する人々の物語。

我々が宇宙に進出していくためには、もちろん科学的な発展は不可欠なのでしょうが、それ以上に精神的なものが一段階成長しなくてはいけないような気がします。宇宙人がいるとして、人類にコンタクトしてこないのは、人類があまりにも未熟だからなのかも知れません。

この作品集、以前に一篇、二篇は読んだことがあるはずなのですが、全然覚えていませんでした。新鮮な気持ちで楽しめたのは良かったんだけど、、、。

長いこと図書館に予約していた本がようやく届きました。
読むのにかかったのはほんの一時間ほどでしたが(笑)。 More »

今年2冊目の読了本。最新物理学の本を読みました。去年から、好きなSF小説をもっと楽しむために、出来るだけ新しい本を読んで知識を更新しています。

現代物理学の2大理論、「相対論」と「量子力学」がとてもわかりやすく解説されていました。 More »

新年明けて、最初に読了したのは、佐野洋子著「コッコロから」。

いい年したオジサンが読むには、瑞々しすぎる、まだ恋物語が始まる前の物語でした。

それにしても、主人公の亜子ちゃんは美人ではない(本人曰く、こけしそっくり)けど、何故か安心してしまう雰囲気を持っていて、しかもナカナカに賢い。こういう女の子に男はヨワイのですよ。ホント。

パズルの軌跡―穂瑞沙羅華の課外活動 機本伸司著、ハルキ文庫刊

映画にもなった小松左京賞受賞作「神様のパズル (ハルキ文庫)」の続編です。
機本伸司さんのお話といえば、粒子加速器、バイオテクノロジー、恒星間宇宙旅行、有人宇宙飛行、量子コンピュータなど最先端技術を縦軸に、一癖、二癖ある登場人物達の葛藤や成長を横軸にするのが定番ですが、今回はテクノロジーの部分は薄めです。量子コンピュータや粒子加速器が登場はしますが、物語の重要な要素と言うわけでもありませんでした。

More »